概要
王武電鉄とは
王武電鉄は、東京都区部と埼玉県東部で鉄道事業を展開する私鉄である。路線総延長は88.0kmと、大手私鉄の中では規模が大きいとはいえないものの、狭隘な都心部から他社車両が行き交う地下線、郊外の田園地域まで彩りある風景を車窓に映している。東京や大宮への通勤輸送を主としているが、沿線に埼玉スタジアム2002や川口オートを抱えるためイベント開催時の観客輸送も特筆される。
| みなとみらい線車両の王武大門行き。2013年に始まった4社直通運転により、王武沿線から横浜へのアクセス性も一気に向上した。
(しもつけ 様より頂きました。:その他のいただきもの) |
現実との相違点
王武電鉄の存在による影響は甚大ですが、設定上重要な変更点を紹介します。
- 都電荒川線(東京さくらトラム)は、王武電鉄本線・荒川線に組み込まれているため存在しません。
- 東京メトロ副都心線は王子~渋谷間の明治通り直下に開通し、和光市~池袋間は有楽町線のみ敷設されています。王子・西巣鴨・新池袋の3駅が存在するほか、池袋・雑司が谷の両駅は所在地が現実と若干異なっています。また、開通時期が1990年代に早まっています。
- 東武野田線(東武アーバンパークライン)は、史実での総武鉄道大宮~粕壁間の開通以前に王武電鉄大宮線が存在する設定のため、春日部~船橋間で営業しています。
- JR武蔵野線東川口駅は、現実より800mほど府中本町寄りの位置に「南大門駅」として開業し、王武電鉄下大門駅との乗換駅になっています。
- 東京メトロ南北線は、本駒込から動坂、田端、熊野前とたどり尾久橋通り方面の舎人まで開通しています。これに伴い、日暮里・舎人ライナーは存在しません。
- 埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)は、計画前から王武電鉄が存在する設定のため存在しません。
- 都営浅草線馬込駅は、王武電鉄馬込駅との重複を避けるため、東馬込駅として開業しています。
- あらかわ遊園は、区営ではなく王武電鉄系列として営業しています。
- 鳩ヶ谷市、菖蒲町、騎西町は存続しています。